日記 2023 年 3 月 24 日

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研究時間について

私の研究時間の枠組みについては、 3 月にさらに修正を加えた。年度末なので、上席者や協力してくれる方々とも話した。その状態で、まず 4 月までやってみる。それから、書く。

2023 年度から

この前も書いたとおり、私の周りでレイオフされたという話はなさそうである。新聞で報道される種々の出来事は、遠い世界の話のような気がしている。

研究開発職は、レイオフで真っ先に首を切られるであろう職種である。しかし、私自身は、いろいろな人と 2023 年度からの 3 年間の計画について話している。これからの 3 年間はこうしたい、これをやりたいと言えている。

ビデオゲームの予定

『龍が如く 維新!極』をクリアした。すでに感想記事を書いてある。明日出す。

この後は 8 月までやるゲームは決まっている。それらも、クリアしたら、感想を書いてここに掲載する。

その中に『ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom』が入っているのは当然である。エラい人のご快諾で、きっちりやれる時間が確保できる見込みである。博士課程 2 年の末の頃のように、がんばる所存である。

遠出

ほとんどの用事は自宅や近所で完結する。たまに本社や研究集会に行くのが、遠出といえる。観光名所に行きたいなどと、全く思わない。しかしそれでも、プライベートで遠出をする機会が、年に 2 回ある。その 1 つが、 AnimeJapan に行くことである。 AnimeJapan 2023 が明日から開かれる。

読者の方はどうお考えかはわからないが、私はそんなにビデオゲームやアニメを趣味としているわけではない。真にそれらを趣味にしている人は、もっとマニアックにやるものである。

私にとって一番好きな活動は、数学や、研究や、勉強、そして、業務である。当たり前である。しかし、ビデオゲームやアニメをある程度やっているおかげで、交友関係が広がったり、気晴らしができたり、たまに遠出をする機会に恵まれたりする。

AnimeJapan に行くと、必ず心が晴れやかになる。私の趣向はノンジャンルなので、どの出し物も展示も興味深く見ている。ノンジャンルの人は、会場まるごと回って楽しめる。参加者には、私のようなおじさんもいっぱいいる。昨年は参加者が少なかった。その頃、私はすでに、アニメという趣味自体を、引退していた。それでも、昨年は、行って楽しかった。

優勝

WBC2023 で日本チームが優勝した。私の組織の人たちも大盛りあがりであった。私は、準決勝・決勝の日は朝から晩まで研究業務をしていたので、当日の夕刊を読んで結果を知った。

Twitter では、学校関係者が「日本チームが優勝しても俺たちに何も」のような意見を述べているのを見る。しかし、野球であろうと、何であろうと、人間が頂点まで伸びる機会があるというのは、どれだけ貴重なことか。私自身は、底辺社会にいたから、わかっている。人生を通してやるべきことを、不幸にして周りの人から邪魔され続けるのは、本当に辛いことである。

また、部活動でスポーツをやっていた人たちがどういうものか、私にも私なりの印象がある。人間的にできた人たちもいたし、不良の人間もいた。だが、真に頂点を極めし人たちは、いずれにしても、その中にはいなかった。日本代表として活躍するような人は、もっと高いところで生きている。

人間が頂点まで伸びる機会を創出することは、野球でできた。だから、トーダイスーリのような学校においても、これからの努力次第で、きっとできる。

最終回

先程、アニメ『ポケットモンスター』シリーズの、サトシが主人公である回の最終回を見た。私は 26 年前の初回からしばらくも見た世代なので、その記念に、最終回も見た。サトシが主人公を引退することは、夕刊にも載っていた。多くの人が知るところであったであろう。

私はポケモンのアニメを見ている人でもないし、ゲームも数えるくらいしかやっていない。それでも、エンディング曲の『タイプ:ワイルド』は、自分でもびっくりするくらい覚えていた。「ボロボロのスニーカー」の演出は、こういうことだったんだと。この感想は、どうやって表現すればいいのか、わからない。これはもう、当時を見ていた世代に「直撃」させるための演出である。

サトシは 26 年かけてポケモンチャンピオンになった。だが、ポケモンマスターとしては、すなわち、全部のポケモンと友だちになるという意味では、まだ道のりの途中だという。あの頃から 26 年経って、私はマスターどころかドクターになった。しかし、数学のごく一部しかわからない状態である。サトシと同じようなものだと思った。こういうことを、幼稚園児でも見ているであろう作品で、わかりやすく表現していた。

声優さんは、ベテランが多くて、すごい布陣であったと、改めて認識した。松本さんのグレアで聞きやすい少年声は、不変であった。これからは、鈴木みのりさんが主人公を引き継いでいく。鈴木さんには 26 年後まで、主役を張って欲しい。またその時に、願わくば、振り返りたい。