2024 年 3 月 8 日

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今日も日記を書きます。

本文

3 月は、有給休暇がたくさんあります。平日昼間からゲームをやっていても、不思議に思わないでくださいますとありがたいです。

3 月 7 日は、「今日も三月なのか〜」の日でした。最近『崩壊:スターレイル』にはまっています。私の周りの人は、私が花火ちゃん大好きだと思っているようですが、べつにそこまでではないように思います。ベタですが、スターレイルでは、星ちゃん、なのかちゃんが好きです。

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』も順調にやっています。『Fate/Grand Order』もあいかわらずやっていますが、第 2 部は、そろそろきれいに完結してほしいという気持ちもあります。

花粉症がひどく、かつ、最近アニメをあまりにも見ていないので、今年は AnimeJapan 2024 はいかないことにしました。周りの人が、休みの日は好きなだけゲームをやって良いというので、できるだけゲームの時間を確保しています。 2024 年度は、ゲーム系のイベントには参加したいところです。

余談

重要なことを書くときは、読みにくく書くようにしています。今回も、読みにくいように書きます。

今、私は、困っていることがあります。私が抱えている研究課題が、私の労力に対して、何倍もあるということです。

それが具体的に何であるのかは、ここにはもちろん一切書けません。しかし、その分量を申し上げると、私がこなせる 280% - 300% くらいの量が積み上がっています。

私がやりたくて、組織にとって有望な研究課題がありすぎて、困っています。

所属先は「それを全部こなせ」などというはずもなく、「無理しないペースで」と言ってくださっています。しかし、 300% のうちの 100% くらいしかこなせないのでは、 200% を無意味に捨てていることになります。他社や学校から研究成果が出たり、時代が移り変わったりして、いわば「賞味期限切れ」になるものもあります。不戦敗のようなものです。ですから、私がやりたくてもやれない 200% のほうも活用したいと、希望しています。

私を手伝ってくださる方もいます。ありがたいことです。私がサーベイをする時間は削れています。しかし、ある程度の深みにまで立ち入ると、大学院レベルの内容が必要になってきます。そういうことは、私がやるしかない状況になっています。

上席者の強力な計らいにより、私はいろいろな仕事から解放されています。しかしながら、このタイプの効率化も、限界に達しているというのが、正直な実感です。もちろん私が自分のやる仕事を増やしたところで、 300% は消化できるわけもありません。

この日記に、「自分なら 200% を消化する力になれる」とか「自分は同じくらい、いや、もっと研究ができる」という人がいらっしゃればよいな、と、書いてみたくなりました。

しかし、今まで一度もそのように書いてこなかったことには、理由があります。それは、難易度が高いからです。いつものように遠慮のない言い方をするならば、学校でどれほど成功した人でも、私の仕事をする場合、必ずしも成功するとは限らないからです。

この点について、正直な思いを書いてみたいと思います。

私が抱える研究課題は、どこかで、数学が必要になります。上述のように、たいてい、大学院レベルになります。数学というのは、過去の天才たちが自力では届かなかった対象を、基礎事項として使いこなせなければならない学問です。ある程度時間かけて修行する必要があります。私も、研究の初歩の段階では、長い時間をかけて勉強しています。大学院レベルと書いた場合、基本事項の使いこなしができるのは、たいてい、大学院を出た人ということになります。

ところが、数学の大学院は、その実態は、大学教員を輩出することを目的とした学校です。そこで磨かれるのは、指導教員の先生と近い分野の専門性と、学校社会でうまくやっていくための人間関係です。極端な話、この 2 つがしっかりしていれば、前者を業績と強力な推薦状で主張し、後者でポストを獲得すれば「アガリ」ということになります。また、業績は自力で出す必要もありません。数学の大学院とは、そういうルールのゲームをプレイする場所です。

この 2 つを磨いてきた人が、私と同じ仕事をするとき、果たしてうまくやれるでしょうか。少なくとも、異なる能力が必要になるとは言えます。ですから、必ずしも成功するとは言えないことになります。

まず、自力で数学をやれることが必要です。大学院時代の専門と全く異なる分野も、自力で大学院レベルに達する必要があります。一応、就職直後には、たまたま大学院時代の専門とフィットすることができる可能性はあります。しかしこれは、必ず、いつか終わります。なぜなら、社会が進化していくからです。民間企業は、稼ぐために、社会の進化についていく必要があります。ゆえに事業の内容も変化していきます。就職後に 40 年近く研究し続けることを鑑みると、上述のようにたまたまフィットした大学院時代の専門分野は、必ず古びます。だから、そのフィット感だけを見たところで、意味がありません。そして、未来には、過去には存在しなかったものを、研究対象とすることになります。そこで役に立つのは、特定の分野が極められたという過去の実績ではなく、自力で数学をやれるという未来に向けた能力だけです。

次に、数学以外のことも、ある程度、やれることが必要です。何が必要なのかは、ポジションの性質に依存するでしょう。私の場合は、計算機とファイナンスが重要です。人によっては物理学や化学や生命科学や経済学が重要かもしれません。なお、私が一番重要だと思うことは、諸規則を理解することです。諸規則にしたがっていないものは、始めることすらできないからです。このようなことを、興味をもって地道にやれることも、また、重要なことです。

もちろん、数学の大学院を出た人にとっては、これらの分野は専門分野ではありません。ゆえに、詳しい人に頼ることは許容されるでしょう。しかし、その人たちから信頼を得るためには、自分自身に素養が必要だと、私は考えています。例えば、「自分は数学をやる人です。プログラムを書くのは自分の仕事ではありません」ということは、偉い先生から学生に至るまで、学校で見てきました。しかし、その人はエンジニアの方々からの心からの協力が得られるでしょうか。私の場合、プログラマーとしての能力はたかが知れています。しかし、自分でいくらかプログラムを書いたことがあり、実績もあります。ですから、大幅に外したことは言わないのではないかという信頼が、エンジニアの方々から得られています。こういうのが大事です。

余談ですが、学校の世界で持て囃されている応用研究では、実は全然、応用のことを考えられていないということも多く見受けられます。実際に稼ぐことを考えた場合、業界の人から見たときに非常に初歩的な部分でアウト判定を食らうということも、少なくありません。これは、諸規則を学ぶことが重要だと上述した理由の 1 つです。また、そういう立派なしかし初歩で終わっている研究を見ると、自分の食い扶持があると思えるので、実はその都度私は安心しています。

数学も、数学以外も、重要ですと書きました。しかし、これだけでは、まだ足りません。それは、稼ぐことへの強いこだわりです。研究をすることで、会社を稼がせる必要があります。これができるかどうかは、本人次第です。

数学の場合は、数学をやってきたという実績で、予想することができます。数学以外のことも、座学を中心にできますので、過去の勉強の成功や、現在の趣向などを調べれば、予想することができます。しかし、稼ぐことはどうでしょう。稼ぐことは、教えることもできないし、学ぶこともできません。過去の成功は、未来の成功を予言しません。なぜなら、社会が進化していき、稼ぐ方法も変化していくからです。ほんの数年前の成功例は、現在では適用できなくなっています。稼ぐということを「正解」と表現するならば、その正解が絶えず変化することになります。過去問や演習問題がある世界とは、正反対の世界ですし、先人が道筋をある程度引くことができるアカデミアの研究の世界とも、性質を異にします。稼ぐ、とは、誰も至ったことのない正解を、最初につかむということです。その前提として、やり方を自分で考え行動し、たくさんの失敗と反省をする必要があります。つまり、だいぶアカデミアからは遠い行動が求められます。

あまりこういう言い方をしたくはないのですが、稼ぐには、一種の「適性」が必要です。努力をすれば稼げるわけではないことは、誰もが認めるであろうところです。そしてその適性は、上述の大学院で磨かれる能力とは全く無関係です。当たり前のことです。大学院は、営利企業ではありませんから。

稼ぐ能力を見抜けるのは、私ではないでしょう。私は稼ぐ研究を立案・実行できているかもしれません。まだまだ不十分だと自覚していますが。しかし、稼ぐことのプロではありません。おそらく、私の上席者は、誰が稼ぐ適性を持っているか、ある程度見抜けると予想します。しかしその眼も完全ではないでしょう。結局のところ、稼ぐ適性があるかどうかは、研究者として何年かやってみないとわかりません。

以上をまとめますと、学校でそこそこ自信をつけた方が、異世界転生のつもりで仕事をする場合や、起死回生の一発逆転を狙いに方向転換した場合、必ずしも成功するとは限りません。もちろん成功するかもしれません。しかし、過去の専門の業績だけでは決まらないのは確かです。ましてや、学校で鍛えられたであろう学校社会の人間関係に関する能力でも決まりません。

研究には、人生の一部を費やすことになります。雇われる側、雇う側の双方が幸せになる事が重要です。だから私は、自分が 280% から 300% の研究課題を抱えているからと言って、単純に、人手がほしいとは、言えないし、書けないのです。

しかし、上述の説明を見て、俄然やる気になっている人もいるのではないかとも思います。「自分なら、自力で別分野で学位をとるレベルまで到れる。専門分野以外も興味を持ってできる。何より、自分は、稼げる研究ができる。根拠もある」という人がいたら、私と同じ場所、または、競合他社、はたまた、国内か海外かにかかわらず、研究で生計が立てられるのではないでしょうか。何と言っても、研究課題が山積みですから。なお、超余談ですが、競合他社の方も親切です。広い意味では、資本主義社会の仲間だという共通意識があるように感じます。

なお、最後にお願いがあります。この件で、私に直接コンタクトをとるのは、どうぞお控えください。この日記や SNS は、あくまで私の個人的な考えを書くための場所だからです。所属組織とは関係がないがゆえに、具体的な就職関連のコンタクトがあると、問題があります。そもそも、コンタクトをとって、やり方を教えてもらおう、便宜を図ってもらおうという考え方自体が、大学院の流儀に毒されています。私が困らされるくらいには大学院の流儀は強固なので、今、若干嫌味な言い方をしたことは、許してください。適性のある人なら、入口ではつまずかないでしょう。