日記を書くのをやめた理由

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日記を書くのをやめた理由を、改めて書いておきます。

日記の内容を知られても、私は何も失いませんし、何も困りません。大抵のことは、私の履歴書を見ればわかることですし、今のポジションに就く前にバックグラウンドチェックもかかっています。全部控えていますから、いつでも掲載を再開することは簡単にできます。

また、現在の私には、いくつかの守秘義務は当然課せられていますが、日記を書いてはいけないと言われたことはありません。

では、なぜ書かなくなったのでしょうか。「忙しいから」。もちろん、それもあります。しかし、一番の原因は、「変な人がよってくるから」です。そこで、「変な人がよってくる」について、以下、書いておきます。

SNS をやればよくわかりますが、そこそこの数の日本人は、日本語が読めません。その人たちの的にならない方法の 1 つは、全部英語で書くことです。日本語が読める日本人はたいてい英語が読めるからです。この論点は、普段から言及していますので、省略します。

つまり、日記を英語で書くのが、一つの解決策です。実際、実行したこともあります。ただし、私の負担が増えます。私の英語を書く能力は、あまり高くありません。同じ内容を英語で書くのに、日本語の 4 倍くらいの時間がかかります。英語で日記を書くのは、少なくない負担がかかります。そのため、続けられませんでした。せいぜい Twitter を英語で書くことくらいが現実的な範囲でしょう。

そうすると次の問題は、「日本語読めない人がいるのは、仕方がないことだ。そのような人たちではなく、日記を読みたい人たちのためにアーカイブ残しておけないのか」ということになります。ところが、私の実感としては、「積極的にアクションをとってくるのは、一部の変な人の方である」ということがあります。つまり、私が受けるメッセージとしては、マイナスの反応のほうが圧倒的に多く、プラスの反応はほとんどもらえないのです。

DM や、メールや、マシュマロで、いろいろきました。その多くが、自分の利益しか考えていない独りよがりなメッセージでした。ごく一部を紹介しますと、

「お金は出せませんが、ソフトを開発してください」
「先生に質問するのは失礼なので、僕の読んでいる本の疑問点に答えてください」
「数理科学研究科で一番嫌いな教授を教えてください」

は、かわいいものです。私は底辺出身なので、これらには驚きませんでした。

そんな私でもびっくりしたのは、

「理三に入学すると、男性は引きますよ。女の幸せを少しは考えたらどうですか」

というメッセージです。こういうのを見ると、世の女性の方の苦労を想像せざるを得ません。

もちろんこういうメッセージを見るのは、大変嫌なことです。総効果は当然マイナスです。日記をやめるだけで日々の満足度が上がってしまいます。私の日記が好きだと言ってくれた人も知っているのですが、もっと、プラスのメッセージが頻繁にきて、せめてマイナスを打ち消してもらわないと、とてもやってられないです。

ただし、こういう記事を書くと、私の願いとは裏腹に、今までマイナスのメッセージを発してきた人がもっとマイナスのメッセージを発するようになるでしょう。実は彼らは、自分はプラスのメッセージを発していると思っています。「良かれと思って」「あなたのためを思ってやってあげている」「これはあなたのためになる」「あなたのことを尊敬しています」「期待しています」「ファンです」といいながら。結局は、利己的に要求するだけか、または、私が悲しい思いをすることを面白がっているだけです。本当にプラスの反応をしてくれる人は、私のことを考えてくれるものです。内容や普段の行動を見ればわかります。

また、念の為に一般論を補足をします。記事にどのような感想を持つかは自由です。更に、誰かが誰かに私の記事を読むことを強制していません。私は自由に記事を書くし、読者はまず読まない自由があり、次に感想を述べる自由があります。しかし、だからといって上記のメッセージを私に投げることが許容されるでしょうか。断じて否です。それらとこれは、別問題です。人として当たり前のことです。

最後に少し脱線します。翻って、自分としても、自分の好きなものには、もっとプラスのメッセージを発しないといけないと思いました。例えば Twitter で素敵な絵を見たら、その絵師さんに感想のリプライを送るとかをするべきだと。精巧な絵を時間をかけて描いていらっしゃるわけですから、プラスのメッセージがたくさん来ないと、次は描いて下さらないかもしれません。「カーマちゃんかわいい」などと勇気を出してリプするべきだと、この記事を書いていて思い至りました。

そういうわけで、いろいろ考えた末、日記をやめました。ただ、その気になれば書くことはできますから、日記のフレームは残してあります。