AtCoder を引退しないことにしました

Updated:

「 AtCoder を引退します」という記事を書こうとしていましたが、引退しないことにします。

コンテストに出られない

まず引退を検討していた理由です。コンテストに出られないからです。

現職では、平日は朝 4 時に起床し、夜 20 時前に就寝しています。このような状況で、土・日の 21 時開始のコンテストに毎週出ることは、もうできません。いくら休日といえども、起きている時間を派手にずらすことはできません。私は少し前まで睡眠障害を患っていた過去があります。精神論で解決できる問題ではありません。

なお、念のために言っておきますが、現職は労働時間が非常に厳格に管理されており、極めて適切な時間だけ働いて過ごしております。具体的に言えば、院生時代よりも、前職よりも、労働時間が適切です。このような起床・就寝時刻になるのは、むしろ私の都合によるところが大きいです。

数学に忙しい

数学とプログラミングコンテストを両立できるのは、院生時代までだったと思います。業務が始まってからは、数学かプログラミングコンテストのどちらか一方しかやる時間がないというのが実感です。

単にコンテストをやるだけでなく、反省文を書いてこの日記に upload するまでが「開封」のサイクルです。それを復習するのに、また時間がかかります。その時間があったら数学をやると思います。今の私は、プログラミングコンテストか数学だと、数学をやる方に意味を見出しております。

それでも引退しない理由

コンテストに出るのは難しくなりましたし、数学がある以上プログラミングコンテストに割ける時間はもうほとんどありません。それでも、時折過去問を解くのは続けたいと思います。

昔からわかっていたことですが、 AtCoder のコンテスト時間は、私にとっては短いです。大学有志コンテストのように 5 時間くらいはほしいところです。また、最近の AtCoder は参加者のレベルが高くなっていて、私の勉強量ではだいぶ辛い評価を取るようになっています。今後は ARC も刷新されるそうですし、さらに高度な定跡の整備が進み、さらに競争が激化し、私はどんどん取り残されていくでしょう。

私は、もっと気軽にプログラミングコンテストに取り組んでいきたい。準備や競争がしたいわけではなく、納得いくまで証明を吟味し、よくわかったと確信した段階で解答を書きたい。そのためには、気が向いたときに、過去問に 1 人で取り組むというのが、いい時間の過ごし方なのではないかと思います。

引退はしないとはいえ、コンテストに時間的に出られなくて、数学と時間の奪い合いになる以上、問題を解く機会は絶対に減ってしまいます。いつ再開できるのか、わかりません。しかし、私は引退をするつもりはありません。長い中断になるかもしれませんが、引退するまでは現役選手だと思っております。