Laborify で記事が出ます

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明日忙しいので今のうちに予告しておきます。

明日 Laborify さんで私が書いた記事が公開される そうです。多分このこと言っていいと思う。

それで、その 執筆料を全額京都アニメーションに支援金として寄付 したいと思います。

公開から 1 週間のうちに読まれた回数が多くなると、執筆料が多くなるらしいです。

私の日記やツイートを燃やして喜んでいる人は、私の記事なんて燃やさなくていいから、この機会に Laborify さんの記事の方を燃やしてあげてください。 よろしくお願いします。

以下、私の思いを書きます。

Laborify での執筆について

私が博士論文を書いた後、博士論文を Web 上で概説したいと思っておりました。そのためにいくつか原稿を用意していました。そんな時、 Laborify で執筆の話が出てきて、そこで執筆をしようということになりました。これが 3 月のことでした。

未だ修行中の私が書いたものとはいえ、博士論文です。その内容を概説するのは、どこかで妥協が必要です。最初に書きためていた記事は、おおよそ大学 1・2 年生程度の予備知識を想定していました。しかし Laborify での執筆にあたり、高校数学程度を読者の予備知識に置くことに決めました。そのため内容に大幅に手を入れました。その結果、博士論文の概説というより、変分法の概説という形になりました。

結果、これで良かったと思っております。変分法は、物理学でも直接取り扱われるため、理系の多くの方が触れることになります。しかしその一方で、変分法を専門としていない限り、その概観を知ることもなかなかなさそうだ、ということは、特に大学院を出てから感じておりました。変分法についてイメージが沸かなければ、私が博士論文でやったことを概説することは、そもそも不可能であります。そこで変分法について、話を何度もすることになりました。その話の雛形となっているのが、あの記事に書いた内容です。高校生向けとはいえ、理系の素養を持ってお仕事をされている方に広く読まれることを期待しております。

記事の末尾にも書きましたが、 Laborify 代表の青松さんには丁寧に原稿を読んでいただき、ご指摘をいただきました。私は自閉症スペクトラムで、書いたものを読む他人の気持ちがわかりません。そのため、それをフォローしてくださる方の存在というものが貴重です。青松さんからは、的確にご指摘いただきました。最終的にできた記事は非常にわかりやすいものになったと感じております。ここに感謝の意を表します。ありがとうございました。

京都アニメーションについて

Laborify で書いた場合、執筆料として一定の金額が執筆者に振り込まれるそうです。この執筆料は、京都アニメーションに全額寄付したいと思います。公開から 1 週間で記事が多く見られると、執筆料が増えるそうです。是非多くの方に読んでもらえるよう、皆さんからも紹介してもらえるとありがたいです。

先日の京都アニメーションでの事件は、誠に痛ましく、無念でなりません。私にとって京都アニメーションは、青春時代というだけではなく、人生の半分を作っています。

私が京都アニメーションの元請けの作品を最初に見たのは TV アニメ版の『 AIR 』でした。この作品は、私にとっては思い入れのある作品です。当時、このクオリティは衝撃的でした。この作品により、私は深夜アニメが redefine される瞬間を目撃しました。当時無趣味だった私が、深夜アニメを趣味にすることに決めた最終的な要因は、 TV アニメ版『 AIR 』 だったと思い返します。

当時の深夜アニメは、「恥ずかしい趣味」であり、「こっそりやる趣味」でした。 2 次元の女の子が好きな人は犯罪者予備軍扱いだったと言っても過言でありませんでした。しかし『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』などの作品が出てき始めて、時代は少しずつ変わっていきました。今では、例えば大学の学生さんとアニメの話をするのは当たり前のこととなりました。たくさんのスタジオ、クリエイターによる努力により、深夜アニメは、少しずつ「恥ずかしい趣味」ではなくなったのです。

執筆料を寄付する理由

今回の事件の件に戻りますと、誠に無念でなりません。一方で現在の私は、正式な所属が数理科学研究科の特任研究員であり、要するにフリーターです。寄付するよりむしろカネを稼がねばならない立場であり、ゆえに、京都アニメーション再建のためにファンとして支援できる金額は限られたものにならざるを得ません。

その「限り」を、今回は Laborify 執筆料と決めました。そもそもこの執筆料は、本来なら頂かないつもりでした。元々は私の日記の記事として、ただ自己満足として、掲載して終わりにするはずの原稿でした。その記事に原稿料がつくということ自体、ある意味恐れ多いことであります。ですからその執筆料を、京都アニメーションに寄付をすることで、私は私自身納得をしたいと考えております。

なお、言うまでもないことですが、 Laborify さんと京都アニメーションは関係がありません。 執筆料を支援金として寄付するのは私の個人的な活動です。そこのところははっきりさせておきます。