「子供をバカにしてはいけない」

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昔、コメディアンの松本人志氏が、任天堂の宮本茂氏と対談した際に、宮本氏が「子供をバカにしてはいけない」と言っていた。

記憶違いの可能性もあるのでインターネットで検索したが、どうやら間違いなかったようだ。 おおよそ以下の要旨のことを言っていたと記憶している。

子供をバカにしてはいけない。世の中には子供をバカにしたコンテンツがあるが、そういうものを見ると腹が立つ。子供は物を知らないだけで、知性はある。

私のやっていることは、いずれの道であっても、子供を相手にする商売ではないかと思う。 しかし「子供」でなくても、当てはまるところがあると実感する。 より詳しく言うと、今相手にしている人が、物を知らないだけなのか、 それとも本当にどうしようもない人なのか、それを見極める必要がある。

「腹が立つ」とまで言っていた。これも共感できるところがある。 高校 3 年生が大学院で博士課程を修了するまでせいぜい 10 年である。 10 年もあれば、おいそれとものを教えられないレベルにまで到達する。 そういう未来が見えていると、高校生・学部生へ、または同級生・同僚へ、 プライドだけ高く小馬鹿にした態度でものを教えているのを目にするのは、非常に悲しく思う。

私は、一定のラインを超えるまでは人を見限らないようにしている。 基本的に目の前にいる人は「知性がある人」だと思って接する。 しかしそれだと「どうしようもない人」であってもいつまでも相手にすることになるので、 一定のラインを超えたらその瞬間に認識を改める。 上京してからは、そういうふうにしている。

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